恐怖に打ち勝つ方法14
夢や目標を持って何かにチャレンジした人全てが成功するわけではありません。ほとんどの人が失敗を経験するでしょう。
しかし、それ以上に多くの人が、恐怖のために成功のチャンスを得ることすらできていません。失敗を恐れる人もいれば、成功を恐れる人もいます。恐れの原因に関係なく、それはあまりにも多くのことを制限し、スキルや目標に到達できなくさせます。
決して試みないことほど、確実に失敗する方法はありません。挑戦する前に、恐怖で動けなくなってはいけません。
今回は、「Forbes」のライターJosh Steimleさんの記事を紹介します。皆さんが夢に向かって、一歩を踏み出すきっかけになりますように。
01. 恐怖を理解し、受け入れる
恐怖は、私たちが安全に過ごすために存在します。それは本質的には良いことでも悪いことでもありませんが、より良い選択を決断するために役立ちます。
恐怖は、私たちがチャレンジに躊躇するためにあるのではありません。私たちが望む結果を生み出すのを助けるためにあるのです。恐怖を受け入れたとしても、制御しようとしてはいけません。
02. ただ行動に移すのではなく、1度立ち止まること
私たちは行動が早い人を称賛する傾向にありますが、慎重に行動し、計画を立て、自分のペースを調整することも大切です。成功した多くの事業が、急いでしまったがために、台無しになっています。
恐怖に襲われた時は、その瞬間に正しいと思われるものに飛びつくのではなく、賢明な選択かどうかを検討してください。
03. 恐れに名前をつける
恐怖が何であるかを理解することは、それに対処する力をあなたに与えてくれます。恐れていることを大声で言ったり、書き留めたりしてみましょう。
自分が怯えていることを無視しようとすると、どんどん大きくなっていきます。真正面からしっかり向き合うことで、恐怖は小さくなっていくでしょう。
04. 長期的に考える
あなたが起業家であるなら、次の給与の支払いができないのではないかと心配するかもしれません。では、これから3ヶ月後、3年後の見通しはどうでしょうか。
長期的に考えても短期的な問題は解決しませんが、より客観的に考え、適切な対策法を考え出すのに役立ちます。
05. 自分自身の教育
私たちは未知であればあるほど、恐れを感じます。あなたの恐怖が情報不足のためであるならば、憶測ではなく事実に基づいて状況判断を下すために、必要な情報や知識を学んでください。
06. 準備、練習、ロールプレイ
多くの人にとって最大の恐怖は、人前で話すことです。恐れや不安がパフォーマンスに関連する場合は、準備、練習、ロールプレイをしっかり行いましょう。Talk Like TEDの著者Carmine Galloによると、10回以上の反復練習が効果的だそうです。
07. 仲間からのプレッシャーを利用する
友人やライバルからのプレッシャーは、恐怖と同様に、扱い方によってプラスにもマイナスにもなり得ます。恐怖を克服するために、助言や期待をくれる人たちを側におきましょう。
08. 成功を視覚化する
アスリートは、実際に体を動かす前に、何千回も成功をイメージしています。こうすることで、実際に体を動かす時、イメージした形により近づくことができるようになります。同じ方法で、あなたが達成したい目標も成功に導くことができるでしょう。
09. バランス感覚(何が重要かを判断する能力)を身につける
あなたが恐れていることは、実際はどの程度の問題なのでしょうか。特定の物事に対する失敗や成功に囚われると、大切にしている他のものを忘れがちになります。
起こりうる最悪の事態はなんでしょう。現実が悪いこともありますが、多くの場合、恐怖心そのものが、あなたが恐れているものよりも悪い影響を及ぼしています。そのことに気づきましょう。
10. 助けを求める
あなたが恐れていることは、1人でしなければならないことなのでしょうか。
アスリートにはコーチがいて、生徒には教師がいます。友人は、あなたが苦労していることに関する専門知識はないかもしれませんが、あなたが恐怖に打ち勝つために必要なサポートをしてくれるでしょう。
11. 他の人を参考にする
あなたは、今まで誰もしたことがないことをしようとしているのでしょうか、それとも以前に達成したことがある人の足跡を辿ることができるでしょうか。
12. 前向きな姿勢を持つ
「どんなことでも絶対に成功すると保証されているとしたら、みなさんはどうしますか?」
前向きな姿勢を待っている人は、他の人が諦めた後も挑戦し続けるから成功するのです。
13. 方向転換、路線変更することを厭わない
最初にうまくいかない場合は、もう1度やり直してください。しかし、「狂気とは、同じことを何度も繰り返し、異なる結果を期待していることである。」ということわざもあります。
前回上手くいかなかったためにもう1度何かをするのが怖い場合は、失敗した理由を理解し、別の方法で試してみましょう。
14. 動機の焦点を他人に合わせる
自分のためには絶対にやらないことでも、他の人のためであれば、大胆不敵に行動を起こすことがあります。
FranklinCoveyの共同創設者であるHyrumSmithは、プレゼンテーション中に、聴衆の母親に、「ある超高層ビルの屋根から、別の超高層ビルに繋がる橋を渡ってもよいか。」と尋ねたました。 彼女は「ノー」と言いました。
彼は彼女に百万ドルでそれをするかどうか尋ね、そして「今は、少し風が吹き、雨が降っている。」と付け加えました。彼女の答えはまだ「ノー」でした。
そして、彼が反対側の建物の端で子供を抱きしめているのを想像するよう言いました。彼女が10秒以内にそこにいなかった場合、彼は子供を落とします。 彼女の答えは何だったでしょうか。
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