人生で本を読むべき17の理由

インターネットやスマートフォンが普及し、分からないことや知りたいことはいつでもどこでも調べることのできる現代。

普段本を読まない人にとっては、「別にわざわざ本を読まなくてもいいんじゃない?」と思うかもしれません。文字を読み続けるのが苦痛だという人もいるでしょう。

そこで、今回は「GladReaers」のライターSubodh Sharmaさんの記事を紹介します。彼の語る読書が大切な17の理由を読むと、すぐにでも本を読みたくなってしまうはずです。


01. 自分自身の発見に繋がる

良い本は、読者の思考の新たな一面を生み出します。本を読む時、人は本の中の出来事や感情、経験や登場人物を自分と結びつけます。

これは、あなたを本に夢中にさせるだけでなく、あなた自身の人生でまだ起こっていない状況にどう感じるかを知ることができるのです。

02. 長年の経験に基づく価値のある教訓を得られる

本は1日で書かれたものではありません。多くの場合、筆者にとっては大変な作業であり、たった1冊の本を書きあげるために多大な苦労を強いられます。

ですが、私たち読者は、数週間あるいは数日という比較的短い時間で、本の中にある知識や経験を得られるのです。

03. 集中力を高められる

インターネットは確かに世界に革命を起こしました。しかし、そこには多くの欠点があります。ほとんどの人が、毎日の多くの時間を、ネットサーフィンをしたり、チャットしたり、ビデオを見たりして過ごしています。

人々がせっかちになり、集中力が低下していることにも納得できるでしょう。しかし、読書は集中力を向上させる建設的な習慣の1つであり、私たちの注意を集中させ、現在を生きるよう脳を訓練させててくれます。

04. 心の健康が高まる

本には、感情が溢れています。私たちはページをめくる度、涙を流したり、笑顔になったりします。敵が悪事で成功した時には、怒りで震えることでしょう。そして、主人公が再び目標を達成することは大きな喜びとなるに違いありません。

本は私たちを、幸せや悲しみ、嫉妬、愛、裏切りなどたくさんの感情の渦に巻き込み、大きく成長させてくれます。

05. 記憶力向上に繋がる

本を読む時、私たちは多くのことを覚える必要があります。登場人物の名前や特徴、場所の名前や策略、連続して起きる出来事や重大な会話の内容などは、本を読み進めていく中で心に止めておかなければならない重要な情報です。

そして、本を読めば読むほど、情報を記憶する能力は向上されていくでしょう。あなたの脳が物語から情報を覚えることを学習すれば、その他のことを覚えるのも得意になるでしょう。

本を読むことは、文字通り、記憶力向上の脳のトレーニングに直接役立つのです。

06. モチベーション源の宝庫

人生の中には時に、落ち込み何もやる気が起きないことがあります。私たちはきっと、人生に希望や興味を失い、ただ諦めることを望むことでしょう。

そんな時、私たちには、ほんの少しのモチベーションと、正しい方向に進むほんの少しの後押しが必要になります。

心を揺さぶる良い本は、私たちの考えを変え希望や勇気を与えてくれます。本がモチベーションの巨大な源であることは疑う余地がありません。きっと私たちの生活を前向きに変えてくれるでしょう。

07. 知識を増やし、より賢くなれる

本は情報の豊かな資源です。私たちは本を読む度に、新たなことを学びます。読書をすればするほど、様々な人や経験、場所、そしてあなたが知るはずもなかった文化や事実を知ることができます。

本によって深められた知識は、人生においてより良い決断と選択を促すでしょう。そして、周囲を取り巻く環境に目を向けることで、偏見のない心を持つことができるようになます。

08. 想像力を広げ、創造力が高まる

「それは4月の明るく寒い日で、時計は13時の鐘を打っていた。」これはジョージ・オーウェルが書いた小説の有名な書き出しです。

皆さんは、この文をどのように解釈しますか?

実際には、このような状況はほとんど発生しません。鐘が13時に鳴ることはなく、明るい日と寒い日が同時に起こることはほとんどありません。しかし彼は、素晴らしい想像力で、悲観的でありながらも希望に満ちた人生を描こうとしたのです。ただしこの解釈は人によって異なります。

これが本の美しさなのです。数多くの本に触れることで、あなた自身の視点と想像力を発揮する機会を得られるでしょう。

09. 人や物事にもっと共感できるようになる

読書が大切なもう1つの理由は、本があなたを共感させるからです。共感とは、他人の気持ちを理解し、共有できることを意味します。

つまり、本を読むことで、私たちは様々な状況下で他人がどう感じるかを理解できるようになります。

10. ストレスを軽減し、よく眠れるようになる

読書は、心を落ち着かせるのに最適の方法です。読書が68%ものストレスを減らすという研究がありますが、これは私たちの意識が本に集中することで現実逃避や筋肉や心臓の緊張を弱めるからだそうです。

心をリラックスさせる究極の方法は、本に自分を没頭させることです。心が穏やかになれば、ぐっすりと眠れるようにもなります。

11. 批判的、分析的思考ができるようになる

読書の間、私たちの脳内では非常に多くの情報が同時に処理されています。

ミステリーやサスペンスの本を読んでいる時、脳は常に犯人や謎に満ちた出来事を推理しようとしています。そのためには、ある出来事と別の出来事とを関連付けなければなりません。こうして、私たちの精神が研ぎ澄まされ、批判的で、分析的な思考が高まるのです。

12. 楽しみと喜びを得られる

私たちが本を読む基本的な理由の1つが、単に読書を楽しむからです。本は、私たちの生活に喜びと幸せをもたらします。

幸せで満足するために他の誰かに頼る必要はありません。時に、読書が少し難しく退屈なことがあるのも事実ですが、自分の好みを知り、それに合う本を選ぶとそのような状況はほとんど起こりません。

13. 謙虚になれる

本を読むことは、知識を増やすだけでなく、あなたが世界についてどれほど無知かに気付かせてくれます。本を読む度に新たな発見があり、自らの知識がどれほど限られているかを考えずにはいられません。新しいことを学べると知っているからこそ、私たちは本を読みます。

あなたが賢くないということ言っているわけではありません。単に、自分が全てを知っているわけではないという真実を受け入れていることを意味します。

私たちが学べることはまだまだ沢山ありますが、これは、自分自身が無知であると十分に謙虚にならなければできないことなのです。

14. 語彙力、言い回し、コミュニケーション能力を高められる

本を読むことは、語彙力を向上させる最良の方法の1つです。そして、本に出てくる会話は言い回しを学ぶ教科書にもなります。あなたは、より早く、より良く、そして良質な文章を生み出すことができるようになるでしょう。単語が乏しいために、言葉に詰まることもなくなります。

語彙が豊富になれば、コミュニケーション能力も自動的に向上します。

15. 脳の機能が高まる

本には、信じられない力があります。私たちの生活を形作り、そして脳機能をも高めます。

本を読むことで、脳に神経の変化をもたらし機能改善が見られることが研究されています。脳が安静状態になり、数日間続くこともあるそうです。

16. 孤独が気にならなくなる

あなたが読書愛好家なら、あなたは決して1人ではありません。あなたには、本という親友がいつも側にいます。

本は文句を言わず、頼み事もしてきません。何があっても私たちと一緒に居てくれます。好きな場所に持ち運び、好きな時に読書の時間を共有することができます。

17. よりよい人間になれる

そして最後に、読書の最も大切なポイントは、人として成長するのを助けてくれるということです。

読書は、あなたに共感を教え、謙虚にしてくれます。他人の経験から人生の困難を知ることもできます。人々を理解することで、親切に優しくすることを学べるでしょう。心身の健康も保つことができます。

知識が増えることで、あなたからアドバイスや提案を求めている人の役に立つことができるかもしれません。本を読めば読むほど、より深みのあるステキな人へと成長していくでしょう。

本は、私たちを新たな世界へと連れて行ってくれます。ぜひ日課にしてみてはいかがでしょうか。皆さんのオススメの本も教えてくださいね。


あされん部【公式】

「あされん部」公式HP 毎日朝活を行うみんなの部活動です。 「何かを始めるときはいつも不安だ。だから、みんなで一緒に前に進もう。」

0コメント

  • 1000 / 1000