外国語習得のための25のコツ【後編】
外国語習得のための25のコツ【後編】
まだ【中編】を読んでいない方は、こちらからどうぞ。
18. (気にいる人がいない場合は)オンラインで言語バディを見つける
日本語を学びたい人が集まるウェブサイトやアプリが沢山あります。お互いが、相手の言語の練習相手となることで、バディも友人も同時に得ることができます。
19. Facebookチャット+Google翻訳=勝ち組
テクノロジーは偉大です。
20. 新しい単語を学んだら、すぐに使ってみる
言語学習の研究によると、単語を学習してから1分以内、1時間以内、1日以内など、一定量の復習が必要になります。新しい単語は、学習してすぐに数回使うようにしましょう。その後、1日が終わるまでに再び使えば、記憶定着に効果的面です。
21. TV、映画、新聞、雑誌を使うべし
毎週数本の映画を見て、好きな歌手の記事を毎日読むことは、非常に楽しく言語上達を助けますが、実践的な練習よりも優先することはあってはならないと覚えておいてください。残念ながら、会話に費やす時間程は役立ちません。
22. 周りの人を頼る
外国で、食料品店で何かを買おうとして頭を悩ませている時は、遠慮なく周りの人に助けを求めましょう。指をさして、名前を尋ねるだけです。ほとんどの人がとても親切です。きっと喜んであなたを手助けてしてくれることでしょう。言語を学ぶことは、恥ずかしがり屋になることではありません。
23. 曖昧と誤解で溢れている
言語習得の1番の問題は、非常に数多くの単語の翻訳が100%正しいわけではないということです。
状況によって微妙な違いはありますが、「gustar」はスペイン語で大まかに「好き」を表します。一方、英語では、特定の文脈や状況において、楽しんだり、大切にするもの全てを「like」で表します。これらの微妙な違いは、深刻な会話や感情的な会話では、食い違いが顕著になってしまうかもしれません。
伝えようとしていることは、簡単に誤解に発展します。重要な問題についての微妙な会話は、2人のネイティブスピーカーが行うときに比べて、それぞれが正確な意味を理解するために倍の労力が必要になります。
どんなに外国語に長けていても、ネイティブスピーカーが使う直感的な違いまで完璧に把握することはできません。
24. 避けては通れない通過儀礼
最初は、少し話すことができても、会話には追いつかないでしょう。次に、自分が話すことよりも多くのことを理解できるようになります。そして、徐々に会話が成立するようになりますが、頭をフル回転させながら必死に会話に食らいつく努力が必要があります。その後、意識的な努力なしに話したり、理解したりすることができるようになるでしょう。(つまり、頭の中で母国語に翻訳しなくてよくなります。)
何も考えずに話したり聞いたりできるようになると、外国語そのものに苦労することがなくなるでしょう。ここまでくれば、相当高いレベルに達しています。
最終的には、ネイティブスピーカーの大規模なグループ間での会話に混ざることができるようになるでしょう。会話に割り込んだり、好きなタイミングで会話を切り上げたりできるようになります。
その後、1、2年その国で過ごせば、完全に流暢に話せるようになるでしょう。
25. 最後のアドバイスは…楽しむこと‼︎
言語に熱中して取り組みたいと思うのならば、楽しむ方法を見つけなければなりません。
話をするのが好きな人を探しましょう。
楽しいことをしながら、言語を学べるイベントに参加しましょう。
教室で、本の前に座っているだけではいけません。やる気がすぐに燃え尽きてしまいます。
大切にしているプライベートについて誰かと話してください。そして、相手のことも沢山知ろうとしてください。新しい言語に触れる全ての瞬間を、楽しい人生の経験にしてください。そうすれば、きっと学んだことを忘れないでしょう。
3部作もここで終わりです。長い記事でしたが、お付き合いありがとうございました。
きっと皆さんの役に立つものがあったのではないでしょうか。ぜひ、実践してみてください。
Let’s Start Your Language Adventure!
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