新しい単語を素早く覚える方法9選
文法がどんなに得意であっても、単語を知らなければ言語を使いこなせるようにはなりません。語彙は、新たな世界への扉を開き、学習をより一層楽しく満足なものにしてくれるでしょう。
語彙力を向上させるのに魔法のような方法は存在しません。忍耐強く、コツコツと努力を続けることが必要です。ですが、工夫次第では、暗記にかける時間や負担を減らすことができるかもしれません。
今回は、「EF」のライターIsabelleさんの記事を紹介します。きっと、皆さんの参考になることが見つかるはずです。
01. 語呂合わせを使う
語彙を覚える一般的な方法の1つに語呂合わせがあります。複雑な概念や単語を暗記する際に非常に役に立ちます。最初は難しいかもしれませんが、少し練習すれば、実用的で想像力に富んだ語呂合わせを思いつくことができるようになるでしょう。
そして、語呂合わせを考える時間を設けることで、その単語を記憶しやすいというメリットもあります。
02. 学習環境を整える
留学中は、どこにいても視覚や聴覚を通して、その言語が常に脳に入ってくるため、遥かに速く習得することができます。
ですが、語彙力を増やすために海外に行く必要はありません。世界中どこにいても、刺激的で勉強しやすい環境を作ることはできます。
新しい言語で雑誌や本を読み、映画を観て、現地の料理に挑戦してみてください。留学せずとも、言語漬けの日々を送ることができるでしょう。
03. 言葉を文脈で考える
より多くの単語を早く覚える方法は、単語帳を作って覚えることではなく、文脈とセットで単語を暗記することです。
そうすれば、その言葉が実際の生活でどのように使われているかを知ることができ、面白い内容の文脈であれば記憶に残りやすくなるでしょう。
あなた自身の学習方法に応じて、文章のほかに絵を描いたり、単語の意味に合う画像を探したりしてもいいかもしれません。
04. 実際の状況から学ぶ
文脈について言えば、映画やテレビ番組、本、ポッドキャスト、音楽は、最も一般的に使われている単語の優れた情報源になります。
そして、それらは常に実際の生活に関連のある物ばかりなので、語彙を覚える上で非常に役にたつでしょう。なので、本を読んだり、元の言語(字幕つき)で映画を観たりして、その単語が何を意味するのかを学んでください。
分からないフレーズや文章を見たり聞いたりした時は、書き留めておいて後から調べるようにしましょう。
05. さらに上を目指す
さらに上を目指したい場合は、関連する単語、同義語、反対の言葉を用いてマインドマップを作成しましょう。
学習プロセスを最大限に利用したい時は、単語を母国語に翻訳して勉強するのではなく、学んでいる言語で辞書を引くようにしましょう。
06. 自分に合った方法を見つける
学習方法は人によって差があります。自分に合う方法が分からない場合は、できるだけ多くの方法とその組み合わせを試してみてください。
フラッシュカードやアプリ、ゲームで覚える、単語リストの作成や付箋を貼る方法が、広く一般的です。
同じことが勉強時間にも言えます。毎日特定の時間帯に勉強したい人もいれば、自発的にやりたい時にする人もいます。
どの方法を行うにしても忘れてはならないのは、学習を習慣化することです。結局のところ、最大の効果を発揮するのは練習の積み重ねだからです。
07. 全体的な学習を目指す
自分に合う適切な方法を見つける必要があるのと同様に、偏った勉強をしないこともまた重要になります。
単語帳や単語カードを読むだけでなく、発音を聞いて自分で実際に発音してみましょう。書く練習をすることも大切です。
言葉との出会いをできるだけ多くの感覚で体験すればするほど、より良いものになるでしょう。
08. 役立つ言葉に注目する
海外のマーケティング会社で働くために語彙を増やしたいのであれば、シェイクスピアの本を読んだり、中世に関係のある単語を学ぶ必要は恐らくないでしょう。
あなたのキャリアや趣味、実際の会話で、より実用的で頻度の高い単語であればあるほど、習得しやすいでしょう。
09. 繰り返し、繰り返し、繰り返し
今暗記している単語だけでなく、「古いもの」も忘れないでください。既に覚えている単語を、新しく覚えたものほど何度も復習する必要はありませんが、単語は復習すればするほど定着し、忘れにくくなります。
0コメント